嫌よ嫌よも好きのうち? (ディアプラス文庫)
によって 月村 奎
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内容紹介 貧しくても幸せに暮らしていたクラフト作家の裕貴。 ところが、幼馴染で天敵の大介が、東京からこの街へと戻ってきてしまった。 しかも裕貴が住む借家が取り壊されることとなり、なぜか大介と同居する羽目に陥る。 いやいや居候を始めたものの、大介とそして新たに加わった子猫のメイとの毎日は予想外に楽しかった。 けれど、この生活がずっと続くわけがないことに裕貴は思い至り……? 大人のスイート・ロマンス。 内容（「BOOK」データベースより） 貧しくても幸せに暮らしていたクラフト作家の裕貴。ところが、幼馴染で天敵の大介が、東京からこの街へと戻ってきてしまった。しかも裕貴が住む借家が取り壊されることとなり、なぜか大介と同居する羽目に陥る。いやいや居候を始めたものの、大介とそして新たに加わった子猫のメイとの毎日は予想外に楽しかった。けれど、この生活がずっと続くわけがないことに裕貴は思い至り…?大人のスイート・ロマンス。
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なんだか「ド○えもん」を思い浮かべてしまいそうなくらい、大介がジャイアン気質でしたわ〜。唯我独尊で、自信たっぷりな傲慢さ・・・。友人の原田夫妻にバレバレなくらい、裕貴に対してメロメロのくせして、苛め口調やオレ様態度でしか愛情を表現できない屈折した性格。そして、とてつもなく嫉妬深い（猫にまで嫉妬する）ところが、やけに可愛い。そこが、彼の魅力ですかね。また、裕貴へのストーカー並みの執着さには驚きです。裕貴の可愛い容姿とぽややんとしたおバカさん加減が、昔から大介にはたまらないほどの魅力だったんでしょう。。。裕貴には、相手を癒す雰囲気と、料理にしろ手芸の作品にしろ、愛情と手間暇かけた「ホームメイド」が得意という立派な長所があります。まさにこんな人こそ理想の嫁。大介は、素敵なお嫁さんを頑張って手に入れましたよね。ただ、裕貴があまりに天然すぎて無自覚にも他の男を誘惑してしまっているところが、唯一心配の種でしょうか（笑）そしてそして、この話の中での２人の言い合いが、幼馴染みらしい遠慮のなさで本当にいい味を出しています。（結構２人の話すテンポは好きかも・・・）こんなカップル（ジャイアン＆のび太）も意外に良いですね〜。いやぁ、私にとっては新鮮でした。幼馴染みもの、ジャイアン気質な攻、ぽややんな癒し受がお好きな方へおススメします。
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