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解剖経穴図

によって 森 秀太郎


以下は、解剖経穴図に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
本書のタイトルは、「解剖経穴図」となっていますが、あまり、「解剖図」「解剖学」としての本としては、期待し過ぎないほうが良いでしょう。私は、本書を、医学的な解剖学と、鍼灸医療における「経穴」とを詳しく対応させた本かと思っていましたので、少しあてが外れました。本書の解剖図は、手描きの、ちょっと古い感じのするものです。あんまり詳細な解剖図ではないという印象です。確かに、各経絡および経穴が、人体上にどのように分布しているのか。それを手っ取り早く調べるのには、本書は最適です(特に経絡の全体の流れの把握に適)。つまり、手元に置いてサッと開き、ザーッと探すのには実に重宝する本であるということです。薄くてめくりやすいですしね。ですが、経穴を正確に取りたい場合、巻末の「経穴の部位・刺し方・主治」のページに詳しく書いてありますが、これを見て「よく判った」と言えるのは、ちゃんと鍼灸師の国家試験に合格できるだけの知識を頭に叩き込んである事が前提であるかと思われます。そうでない私のような素人の場合、せんねん灸のセネファ株式会社から出ている「ツボブック」と、代田文誌著『鍼灸治療基礎学 改訂増補第7版』と、この「解剖経穴図」とを組み合わせて理解を深めております。こういう、「副読本」的な使い方が一番向いていると思われます。また、解剖学は研究が進むごとに解剖図も変わるので、最新版をお買い求めになることをお勧めします。

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